ヘルペス・帯状疱疹
つらい症状を引き起こすヘルペスと帯状疱疹。どちらもウイルス感染によって起こる病気ですが、症状や原因には違いがあります。今回は、それぞれの特徴や治療法について、わかりやすく解説していきます。当院では、皮膚科による丁寧な診察と、患者様一人ひとりに合わせた治療をご提供しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。近鉄布施駅徒歩2分とアクセスも便利ですので、土日祝日も診察可能です。
ヘルペスの症状について
ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因で起こる感染症です。症状は、感染部位によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
口唇ヘルペス
唇やその周りに小さな水疱(水ぶくれ)ができます。ピリピリとした痛みやかゆみを伴うことが多いです。再発しやすいのが特徴です。
性器ヘルペス
性器やその周辺に水疱ができます。痛みやかゆみ、排尿時の痛みなどを伴うことがあります。こちらも再発しやすいです。
ヘルペス性歯肉口内炎
主に乳幼児にみられ、口の中全体に水疱や潰瘍ができます。発熱や食欲不振を伴うことがあります。
ヘルペスの原因について
ヘルペスの原因は、単純ヘルペスウイルスへの感染です。感染経路は、主に接触感染で、ウイルスが付着した手で口や性器に触れたり、タオルや食器などを共有したりすることで感染します。
一度感染すると、ウイルスは神経細胞に潜伏し、体の抵抗力が落ちたときなどに再活性化して症状を引き起こします。疲れ、ストレス、紫外線、風邪などが再発のきっかけとなることがあります。
ヘルペスの病気の種類について
ヘルペスには、感染部位や症状によっていくつかの種類があります。
- 口唇ヘルペス
- 性器ヘルペス
- ヘルペス性歯肉口内炎
- カポジ水痘様発疹症(アトピー性皮膚炎の方にみられやすい)
- ヘルペス脳炎(まれに重症化することがある)
ヘルペスの治療法について
ヘルペスの治療は、抗ウイルス薬の内服や外用が中心となります。
抗ウイルス薬
抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑え、症状の悪化を防ぎます。早期に服用することで、症状の軽減や治癒期間の短縮が期待できます。
外用薬
抗ウイルス薬の塗り薬は、水疱ができた部位に直接塗布します。内服薬と併用することで、より効果的な治療が可能です。
対症療法
痛みやかゆみが強い場合は、鎮痛剤や抗ヒスタミン薬を使用します。また、患部を清潔に保ち、二次感染を防ぐことも大切です。
帯状疱疹の症状について
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる感染症です。子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが、神経細胞に潜伏し、体の抵抗力が落ちたときなどに再活性化して発症します。
症状は、体の左右どちらか一方に、ピリピリとした痛みやかゆみを伴う赤い発疹が出現します。発疹は、水疱(水ぶくれ)となり、次第にかさぶたになって治っていきます。痛みが非常に強く、夜も眠れないほどになることもあります。
帯状疱疹は、顔面や眼の周りにも発症することがあり、その場合は、視力障害や顔面神経麻痺などの合併症を引き起こす可能性があります。
帯状疱疹の原因について
帯状疱疹の原因は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化です。子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが、神経細胞に潜伏し、免疫力の低下によって再活性化します。
免疫力低下の原因としては、加齢、疲労、ストレス、病気、薬物療法などが挙げられます。
帯状疱疹の治療法について
帯状疱疹の治療は、抗ウイルス薬の内服が中心となります。
抗ウイルス薬
アシクロビル、バラシクロビルなどの抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑え、症状の悪化を防ぎます。早期に服用することで、症状の軽減や治癒期間の短縮が期待できます。発疹が出てから3日以内に服用を開始することが重要です。
鎮痛剤
痛みが強い場合は、鎮痛剤を使用します。痛みがなかなか引かない場合は、神経ブロック注射を行うこともあります。
外用薬
水疱が破れた部位には、細菌感染を防ぐために抗菌薬の塗り薬を使用します。
帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹が治った後も、痛みが残ることがあります。これを帯状疱疹後神経痛といい、難治性となることがあります。治療には、鎮痛剤、神経ブロック注射、抗うつ薬などを用います。
ヘルペス・帯状疱疹についてのよくある質問
ヘルペス・帯状疱疹について、患者様からよくいただく質問をまとめました。
Q1. ヘルペスと帯状疱疹はうつりますか?
A1. ヘルペスは、接触感染でうつります。水疱に触れたり、タオルや食器などを共有したりすることで感染する可能性があります。帯状疱疹は、水ぼうそうにかかったことのない人に水ぼうそうとしてうつることがあります。帯状疱疹そのものが直接うつることはありません。
Q2. ヘルペスは繰り返すものですか?
A2. ヘルペスは、一度感染するとウイルスが神経細胞に潜伏するため、再発しやすいです。疲れやストレス、紫外線などが再発のきっかけとなることがあります。
Q3. 帯状疱疹は一度かかったらもうかからないですか?
A3. 帯状疱疹は、一度かかった後も、免疫力が低下すると再発することがあります。
院長より
ヘルペスや帯状疱疹は、つらい症状を伴う病気ですが、早期に適切な治療を行うことで、症状を軽減し、後遺症を防ぐことができます。当院では、患者様のお話をじっくりと伺い、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけています。皮膚のトラブルでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。土日祝日も診療しておりますので、お忙しい方でも通院しやすいかと思います。近鉄布施駅徒歩2分とアクセスも便利です。皆様のご来院を心よりお待ちしております。
